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一度くらいは味わいたい!月岡温泉で見る月は一興の観がありますな~

Img_0641_250  新潟競馬場から背伸びをすれば視界に入るくらいの距離にある月岡温泉。競馬場からおよそ車で新発田市方面に30分弱くらいでしょうか。新潟県の温泉を代表する月岡温泉があります。この月岡温泉に行ってきました。
 久しぶり、本当に久しぶりの月岡温泉です。この日は、新潟競馬が開催中で、なおかつ土曜日の夜だというのに、温泉街は、あらら意外に閑散。
 日本武道館入り口風の大そうなライトアップされた大門をくぐると、今夜の宿がありました。白玉の湯「華鳳」。この温泉宿は月岡温泉で断トツの1番人気なんだそうです。その良さ、凄さは時間とともに納得させられました。
 豪華な食事はもちろんのこと、何よりも素晴らしいのは1階にある庭園。正面に滝が流Img_0642_250 れ落ち、木立をライトアップした風景が、鏡を張ったような池の水面に映し出された、まるで日本画のような錯覚に陥ります。池には高価な錦鯉。そして、夜空には満月間近の月 文字通りの月岡温泉の月であります。実に風流でこれは一興の観があります。

そして、温泉ですが大浴場の他に、それぞれ効能が違う露天風呂。時間を忘れてそれぞれに各露天風呂に挑戦してしまいました。きっと効き目がありそうです。
Img_0655_250  風呂と言えば、部屋にはジャグジー風呂が付いているのです。その浴槽は、おお、マウンテンビュー。山々から顔を覗かせた日の出を眺めながら、ジャグジーというのは一寸味わえないかも知れません。
 ただし、何人かで行かれる場合は、旅疲れとあまりの気持ち良さに、イビキをかかれる方が多いとか。カエルとゴリラ並みの大合唱となりますから、気になる方は耳栓を携帯されたほうがいいかも知れません。これは今回の実体験からです。
 朝食の豪華版バイキングでビックリ。大広間いっぱいの宿泊客。家族連れ、サークルの友人同士、カップルに競馬ファン等。改めて人気の高さを痛感。
 月岡温泉、華鳳特性の饅頭を片手に、女将の飯田さんのお見送りを頂いて、いざ、新潟Img_0666_250_3 競馬場へ。とても豪華な真夏の思い出になりそうです。

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完璧!アーネストリー佐藤哲三騎手の美しすぎる札幌記念の圧勝劇!!

 結局は納まるところに納まって単勝2・4倍の1番人気に推された札幌記念のアーネストリー。宝塚記念で3着した地力はダテではありませんでした。終始3番手の正攻法策。直線で逃げるドリームサンデーを捉えたロジユニヴァースを、並ぶところなくアッサリと突き抜けました。着差以上の強さを披露。騎乗した佐藤哲三騎手は当然とばかりクールな表情。
 「これまで色々と教えてきたことが実りました。メリハリがついて本当に乗りやすくなりましたよ。中距離馬として本格化ですね。次はいよいよGIです」と、当然の結果と、本格化ぶりをアピール。同じように本格化した佐藤哲三騎手が乗るエスポワールシチーがオーバーラップします。それにしても、佐藤哲三騎手とアーネストリーの佐々木晶三調教師は、人も羨むほどの相性度。お互い信頼しきっている印象があります。
 さて、2,000mを1分59秒4という過去10年で2番目に速いタイムで快勝したアーネストリー。秋の目標は天皇賞。また完成された姿を拝見したいものです。
 札幌記念で2着だったのがロジユニヴァース。昨年の日本ダービー圧勝馬で復活を待たつファンが多かったのですが、2番手から直線先頭。大いに内容がありました。なにより馬体が534K。ダービー時が506K。馬体重の落差が大きい馬とはいえ、ダービーの時点よりも28Kも増加。それでこの内容ですから完全復活宣言を提示してもいいように思われます。これで秋戦線が楽しみになったことは違いありません。
 ヒルノダムールが4着。スタートで躓いて大きな出遅れ。結局このミスが響きました。それでも、ゴール前で外から伸びてきた脚色はさすがの伸び脚。まともだったら2着はあったはずです。これで秋にステップアップしていくはずです。
 函館記念2着のジャミールが5着。やはり末脚にこだわり、流れに左右される弱みがこの馬には付いてまわります。そして、春の天皇賞で優勝、今年は2着のマイネルキッツが7着。「この距離は忙しいですね」と、松岡騎手の弁。あくまでも札幌記念はステップ台といったニュアンス。目標はジャパンCか有馬記念でしょうか。
 私の本命はマイネルスターリー。強敵アーネストリー相手に函館記念の圧勝からもうひとつ行ける!という見方でいたのですが、スタートでダッシュつかず。仕方なくインを通り中団の位置まで進出したのですが、この位置では外から後続馬が早めに動いてきた場合に対応できません。結局、インの中団で下がるハメになってしまいポジションを悪くしてしまいました。やはり小回り得意の器用さ兼ね備えなくては勝算がありません。札幌の内枠馬はどんなことをしても、1コーナーまでは無理にしても前に行くべきだったと思います。でなければ、外に出して捲くり気味に一気に進出。直線勝負に賭けるべきでした。いかにも具合が良さそうだったので、三浦騎手にはもう少し流れを研究して乗って欲しかったような気がします。