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31日の決戦の日、BSフジにあの美女が登場!6月3日は船橋競馬場でスペシャル東京ダービーだ!!

 今週5月31日(日)は東京競馬場で第76回「日本ダービー」。3冠を目指す皐月賞馬アンライバルドか、皐月賞で圧倒的支持を集めたロジユニヴァースの巻き返しはあるのか、青葉賞優勝のアプレザンレーヴも虎視眈々。昨年NHKマイルCで優勝し、ダービーも制したディープスカイと同じステップを歩む好タイム勝ちのジョーカプチーノ。天気予報から馬場状態は微妙な印象。木、金、土曜と降り続いた雨が残り、新たな馬が台頭してくることも・・。
 ところで、BSフジでは、この日、14時から16時まで「BSフジ競馬中継」が放送されます。他では見られない独自の番組作りを目指すユニークな番組。この番組に私も出演させて頂きます。
 今回はアシスタントがこれまでの森ちえみさんから、ため息が出るほどの噂の美女、西島まどかさんが新アシスタントで登場。「万券コーナー」での私とのからみを、とくとご覧下さい。
 さて、ダービーはダービーでも地方競馬では、6月3日(水)に「東京ダービー」が行われます。そこで、funa1ナビゲーターの私はじめ6名が、船橋競馬場のスタンド前のステージで行われる「東京ダービー」予想トークショーに出演。トゥインクルレースのために午後18時30分頃を予定しているとか。
090529  この日は、大井競馬場パドック前からfuna1のナビゲーターの荘司典子さんと、まだ競馬新人の光永隆志さんが、船橋競馬場と結んでのトークショー。
 船橋競馬場には、お馴染みの岡部玲子さん須田鷹雄さん、タレントで競馬新人の長谷川麻衣さんと私。初夏の夜を大いに盛り上げたいと思います。
 是非、6月3日の夜は、船橋競馬場に集合して下さい。funa1メンバーがお待ちしています。
ちなみに、写真は長谷川麻衣さんのスマイルポーズです。

カタかった!?いや、これは奇跡に近い出来事だぁ~!!

 オークスは1、2番人気のブエナビスタにレッドディザイアで決着。4番人気のジェルミナルが3着。しごく順当な結果となりました。ちなみに、6番人気のブロードストリートが4着で、3番人気ディアジーナが5着。5番人気のデリキットピースが6着。上位6番人気までがすべて上位を独占。
 3連単が2,430円。そのわりに3連複が1,250円とは、ファンの方もあまりの低オッズに比較できなかったのかも知れません。いずれにしても、3年前のカワカミプリンセスで3連単が16万4,300円。2年前がローブデコルテで3連単は5万7,000円。昨年がトールポピーで3連単44万360円。オークスといえば、3連単は高額配当が通り相場。今年はレアケースだったのでしょうか。
 ところが、4年前のオークスでは、オークス競馬史上、ドーンと輝く1、2、3番人気で決着。シーザリオ、エアメサイア、ディアデラノビアの3頭。単勝150円。3連単は3,330円。今年よりは配当面で恵まれました。
さて、今年のオークスですが、考えてみれば桜花賞とまったく同じ結果。3着まで桜花賞の再現となりました。結果的に人気通りだとしても、そんなことって、ありえるのでしょうか。
 桜花賞出走馬が8頭。他の9頭は桜花賞には不出馬。ディアジーナやハシッテホシーノのように、桜花賞を早々に回避。オークス1本だけに狙いを絞り込んできている馬もいるのです。桜花賞組とは未対決。しかも、阪神コースから左回りの東京コース。ブエアナビスタ、レッドディザイア、ジェルミナル。3頭とも東京コースはむろん、左回りの経験がないのです。長距離輸送も初めての経験。そして、なんといっても、芝2,400mの長距離戦が初めて。そういう状況で、桜花賞と同じ結果になるわけがない、と、私自身も確信に近いものを持っていました。
 ところが、桜花賞そのものの結果だったのです。
 戦前から強力同型が不在、好枠に恵まれたヴィーヴァヴォドカの単騎逃げ。おそらくスロー。後方一気のタイプは厳しい競馬だろう、と考えていました。ブエナビスタは桜花賞と同じ脚は使えるだろうか? 初めての2,400mでラスト34秒を切るような脚は使えないだろう、と。
 が、ブエナビスタ提示した数々の課題、不安を、奇跡的な末脚で見事に打ち砕いたのです。予測通りヴィーヴァヴォドカの単騎逃げ。外からやや折り合いを欠くようにデリキットピースが接近。3番手にディアジーナ。2コーナーを回ると、先頭、2番手、3番手以下は間隔が開き、各馬は折り合いに専念。後方にレッドディザイア。その後ろ、最後方近くにブエナビスタ。前半の1,000m通過が61秒0、1,200m通過は1分13秒5。カワカミプリンセスが優勝したときが、前半5Fが58秒1、一昨年のローブデコルテのときが59秒1。それに比べても明らかにスロー。ブエナビスタは大丈夫か? スタンドにいたファンは誰もがそう思ったに違いありません。
 4コーナーで最後方グループにいたブエアナビスタ。安藤勝騎手は位置取り、前を走るライバル達の動きを見て、内をつこうか外に出そうか瞬時迷ったそうです。そして「これはヤバイな」と、仕掛けが遅れたことの悔いがよぎったとか。
 直線中程でディアジーナが早めに先頭に立ちかけたとき、レッドディザイアがもの凄い勢いで先頭。これは間違いなくゴールへ1番で入ると思ったときでした。大外から信じられない末脚で強襲してきたのがブエナビスタ。まさに周りの時間が一瞬だけ停止したかのような神業的な末脚。馬体を併せてゴールインした2頭。鼻差だけブエナビスタの勝負の執念が、レッドディザイアを上回っていたようです。ゴールが分かっている馬、そんな感じのするブエナビスタでした。ラスト3Fが33秒6。この奇跡の原動力を見たような気がします。レッドディザイアが2着で、3馬身離された3着がジェルミナル。桜花賞とまったく同じ結果。これも奇跡だと思います。