ハニーハニーの連呼!!いやあ惜しいなあ~(^.^)/~~~
皐月賞トライアル「スプリングS」は、マイネルハニーの逃げ切りと予想しました。内回りの1800m。4番枠を引き当てたマイネルハニー。この枠ならポンと出た場合に、まず競り込んで来る馬がいないと推察。
圧倒的1番人気の関東の大将格、ロードクエストは皐月賞の出走権の心配は無用。となれば、皐月賞前のステップレース。明らかに皐月賞仕様の仕上げ。各有力馬は当然ロードクエストをマークして臨んで来るに違いないと予想。
マイネルハニーは前走のフリージア賞を圧勝。4馬身差の横綱相撲でした。しかも、雨の降る稍重馬場で2000m=2分2秒1。なんと主導権を取ってラストが最速の35秒4。3レース後の古馬1000万が稍重で2分6秒5。雨が降り続き同じ稍重でも重馬場に近い馬場コンディション。だったとしても余力十分のマイネルハニーの時計は破格でした。
強力な同型馬が見あたらず4番枠からスーと主導権を取ると考えていたら、内からアドマイヤモラールが内から譲らず、外からケンホファヴァルトが前に出て来たときに、マイネルハニーは仕掛けてようやく先頭に立つことが出来ました。1コーナーをまわった辺りでした。
インの4番手にマウントロブソン。その後に内からハレルヤボーイが中団を追走。その外をドレッドノータス。そして、これを前に見る形で外を追走する出負けしたロードクエスト。
この形で4コーナー。先頭がマイネルハニー。そしてアドマイヤモラールが2番手。インから少し外に出したのがマウントロブソン。ドレッドノータスは後方から直線外を伸びようとしています。ロードクエストはまだ後方2番手。
ラスト200m。こここでマイネルハニーがラストスパート。これを追ってマウントロブソンが急追。そのときでした。後方から外を通りロードクエスト。
頑張るマイネルハニー。並んだマウントロブソン。外から馬体を併せに来たロードクエスト。
3頭の争いはマウントロブソンがクビ差抜け出て優勝。マイネルハニーが2着。ロードクエストがクビ差で3着。マウントロブソンは未勝利から3連勝。堂々と胸を張って皐月賞に出陣です。
「ああ、惜しかったなあ・・。クビ差で単勝、馬単、3連単を逃した。スタートでスーと先手が取れていたらなあ・・。悔しい!」と溜め息。
レース後、検量室のところで、マイネルハニーの柴田大騎手と遭遇。
「うまくいった!と思ったのですが・・。少し馬場が乾きすぎましたね。雨が残ると良かったのですが、よく走っていいますよ。相手の決め手が上でした。本番は距離の心配がないし、雨でも降ってくれたら最高ですね」とコメント。来る皐月賞は天が握っているのかも知れません。
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異常なスローペースで決め手の決着だった中山牝馬S!
それはまさかのペースだったのです。良馬場の中山の芝1800m。重賞「中山牝馬S」は、圧倒的な支持を集めたルージュバックが有馬記念以来の登場に、スタンドのファンの歓声が飛びます。
ところが、12秒8-12秒7-12秒9。前半の3ハロンが38秒4。過去10年で一番遅いペース。同じ日の未勝利クラスよりも遅いのです。そして5ハロン通過が63秒7。信じられないような超スロー展開。
主導権を取ったアルマディヴァンを先頭にシングウイズジョイ、クイーンズミラーグロ、リメインサイレントがお互いを牽制する形で先行。本来、主導権を取るはずだったウインリバティはトロトロしている間に前に入られて終了。
そして、これら先行各馬を見る形で外からルージュバック。それをマークする形で4番人気シュンドルボン。2番人気のアースライズ、3番人気ハピネスダンサーもこの前後する位置取り。
3コーナー手前からまくり気味に仕掛けて先頭に立ったのがフレイムコード。リメインサイレント、アルマディヴァンが続きます。そしてルージュバックがじんわりと外から動き出します。その直後にはハピネスダンサーとシュンドルボンが並んでいます。外から次々に各馬が動くのでインで脚を溜めたアースライズなどは、馬込みの中でまったく動けず。
4コーナーをまわってフレイムコード、リメインサイレント、アルマディヴァン。の順でしたが、ヴィルジニアの外、ルージュバックがスパート。それを待っていたかのように大外からシュンドルボンも仕掛けます。
直線先頭に立ちかけたアルマディヴァンに並びかけたルージュバック。これを捉えて先頭に立ちかけた時に、外から急追したシュンドルボンが鋭く反応。ルージュバックに並びかけると追う者の強み、ルージュバックをクビ差捉えてゴールに飛び込んでいました。
3着は大外から直線勝負に徹したメイショウスザンナ。人気の馬が強そうなときには一変したレースを見せてくれる気分屋。見事な快走でした。
それにしても、なかなか勝ち星から遠いルージュバック。今回こそは間違いないと見られていましたが、やや運に見放されている印象です。
もっとも、レース中に左前脚の落鉄というアクシデント。そのことも影響したと、戸崎騎手。
優勝したシュンドルボンはエリザベス女王杯(11番人気)で◎。5歳を迎えて一段と逞しく成長。500Kを超すグラマー。今年の牝馬戦線、目玉的1頭になりました。
2番人気のアースライズが8着。とはいえ勝ち馬と0秒3差。インで詰まり気味の展開で明らかに不利な競馬。次走は不気味な1頭です。
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