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あまりにも美しい仲秋の名月に、Drコパ流の開運祈願!

0915_01  「アベコーさん、いいですか、財布、ジュエリー等を月光に翳して、それが縁起のいい小物になります。疲れている日本人に、天からの月光のプレゼント。しっかりね!」という、Drコパさんからのメールが今年も届きました。
 今年の仲秋の名月(満月)は、9月12日でした。昨年が9月22日でしたから10日早くなった仲秋の名月。
 コパさんいわく、この日の月の光のパワーは1年でピークなんだそうです。月の引力といえば、地球の海水を引き上げ、また押し返すほどの強力なパワー。そうなることによって、海水を混ぜて海そのものが生きてくるとのこと。もしも月の強力な引力がなかったら、海水はヘドロの沼のような状態で、魚などの生物はきっと死に絶えていると言われています。ということは、魚を餌にする海鳥、哺乳類などの生物も絶滅。海流も消滅し、貝や珊瑚も海草もない世界。不気味な世界がそこには広がっているはずです。私たち人間もそこにはいません。
 月という存在は、青く輝く水の惑星である地球、その地球の守り星のような存在なのでしょうか。その月から1年で一番の光のプレゼント。MOON LIGHTプレゼント。昨年の東京近郊の天気は曇りと雨空でしたが、今年は見事な名月が未明まで空高く、くっきりと輝いていました。
 コパさんいわく、この時期の月光パワーは、金運、恋愛運、仕事運、くじ運、健康運等の全ての運気をアップしてくれるとのこと。来年の手帳に願い事を書いて、できれば新しい財布、来年の干支の辰の置物、ジュエリー、新調した器等を用意して、それを月に向けて30秒以上翳すのだそうです。
 で、我が家でも、ススキにりんどうの花を添えて、団子を重ねて月の明かりが届くテーブルに置きました。そこから見る景色が見事なこと。初秋の風情も味わえて最高!0915_7_2  急遽、近所の文房具店で買ったディズニーの可愛い手帳(女の子用しかなかった)。今、使っている財布に未使用のインデンの財布。競馬で一獲千金を狙って馬の置物まで総動員。幸運・金運のブレスレットを付けて、月に向って翳しお願い致しました。

0915_6_2  それにしても見事な仲秋の名月に、時が立つのも忘れて、しばし心を奪われてしまったほどです。おそらく被災地も同じ仲秋の名月だったはずです。その月に向って心穏やかな日が、一日も早く被災地に訪れることを祈らざるをえませんでした。

あんな調教で勝たれなくて良かった!それでも高い潜在能力をアピールした香港勢!!

0915_1  それはそれは激しい叩き合い、もの凄いデッヒートでした。5着に逃げ粘ったテイエムオオタカまで勝ち馬から0秒2差という大接戦。
0915_2  何がなんでも逃げたいと主張していたテイエムオオタカとヘッドライナー。この2頭の逃げ争いが大きなカギを握っていた今回の「セントウルS」でしたが、結局ダッシュ良く飛び出したのが3歳馬テイエムオオタカ。当然ながらヘッドライナーが仕掛けて並びかけて来ると思っていた和田騎手。ところが、ヘッドライナーは3番手グループをシゴキながらの追走。2番手に付けたのが2番人気のエーシンヴァーゴウ。抑えきれないくらいの手応えで、0915_3楽々2番手追走。新潟の直線1000mで連勝してきたことが、結果的にこの馬には大きく吉と出たようです。
 前半3ハロンが34秒1。開幕週の阪神としては比較的遅い流れ。ニュー阪神競馬場に変わってから過去4年。いずれも前半3ハロンは33秒台。4年前のときは11番人気サンアディユが優勝。このときの前半3ハロンは33秒4で、勝ちタイムが1分7秒1。今年の1分8秒5と比較しても格段の開きです。
 もちろん、その時の馬場状況や、各馬の能力差があると思われますが、秋の開幕週ということでは共通しており、良馬場という条件下、この時計の異なる意味というのは、GIスプリンターズSを考察する上で、大きなターニングポイントになりそうです。
 昨年のセントウルS優勝馬ダッシャーゴーゴーは1分8秒0で快勝。レースのラスト3ハロンが34秒1。一昨年のアルティマトゥーレは前半33秒8の流れに、好位置で対応して2馬身半差の圧勝。レースのラスト3ハロンは34秒0。
 そういった過去のレースを踏まえて、今回のセントウルSは芝1200mの重賞としては明らかに平凡。同じ日の1000万・仲秋特別(芝1400m)の前半3ハロンが34秒2と比較しても、レベルが低い内容だったことがハッキリしています。
 平凡な時計の決着。そこに2番手から競り勝ったエーシンヴァーゴウの優勝があり、香港ラッキーナインの2着好走があったと思われます。
 3着ダッシャーゴーゴーは昨年時よりも0秒6も遅いタイム。調教で今ひとつ迫力不足のような印象でしたが、きゅう舎サイドでは、昨年が目一杯に仕上げて本番のスプリンターズSが2位降着から4着に敗れ去ったことを考慮。今回は少し余裕の仕上げにしたとコメント。中2週あけて本番を迎える上で、やはり最有力馬には違いありません。
 優勝したエーシンヴァーゴウは田辺騎手の好判断が光りました。テイエムオオタカの2番手という積極策。無理に押さえ込まず、馬の任せるままに騎乗してきた田辺騎手。彼自身も大きな進歩となる1勝だったとはずです。
 それにしても、香港勢には驚かされます。あのキャンター1本で2着だったラッキーナイン。結果的に降着となりブービーだったものの29K増で4位に食い込んだグリーンバーディー。共に4月、5月以来の実戦。こんな調整でここまで来たことを踏まえて「2年連続で惜しいレースでしたね。来年は3頭連れて来ようかな」と、笑顔で語るファウンズ調教師。
 日本の競馬ファンにしてみれば、そんな香港の馬に勝たれないで良かった・・と、胸を撫で下ろしているかも知れません。
 本番はシンガポールのスーパーホース、ロケットマンが参戦とか。大物級の来日に日本側も色めきたっています。0915_4