fbpx

それ行けGI4連勝!モーリスをG前急追(^^)!!

010    秋のGI第4弾「天皇賞」。圧倒的な人気に支持されたモーリスが、世界のライアン・ムーアを背に、直線力強く抜け出し154頭目の天皇賞馬に輝きました。

今年は武豊騎手が騎乗する逃げるエイシンヒカリか、圧倒的なパワーと実績を持つモーリスか。2頭のマッチレース的な様相があった秋の天皇賞。

モーリスのムーア騎手は、当然ながらエイシンヒカリを徹底マーク。好位5、6番手の外目で逃げるエイシンヒカリに睨みを利かせます。

対して1番枠という、まさに願ってもない枠を引いたエイシンヒカリ。強力な同型馬もいないことから楽に主導権を取り、そのまま押し切るかも知れない、そう考えたファンも多かったようです。

ところが、そんな様相の場合は、それぞれの騎手も単騎逃げを読んでいるので、徹底マークされがちなのです。それよりもパドックからイラつき出したエイシンヒカリ。検量室前では大暴れを展開して早めの本馬場入り。

レースはいくらか躓きながらも、事なきを得てアッサリ主導権。続いてロゴタイプ、ヤマカツエース、外からラブリーデイが2番手を争う形。エイシンヒカリはペースを上げず、後続もピッタリと離れず続きます。

これらの動きを直後で見るモーリス。折り合いも付いていつでもスパートできる態勢。モーリスの内側にはサトノクラウン。この後にモーリスをマークするリアルスティール。ルージュバックが中団。後方にはステファノス、その内側にアンビシャス。最後方がヒストリカル。

001002004

前半の1000mが60秒8。多少時計を要する良馬場であったとしても坦々としたスロー。逃げるエイシンヒカリを先頭に2番手のラブリーデイ、ロゴタイプが3番手でピッタリと離れません。

4コーナーをまわるとエイシンヒカリに手綱を持ったままでラブリーデイが並びかけて来ます。モーリスもすぐ外側に進出。3番手に上がったサトノクラウンの外から、凄い手応えで満を持しています。インサイドにはロゴタイプ。そしてラブリーデイがエイシンヒカリの外から抜け出し、それにロゴタイプが続きましたが、坂あたりでライアン騎手がゴーサインを出すと、モーリスはエンジンが他馬とは歴然でした。直線外から一気に抜け出します。

それを後ろで見ていたリアルスティールが、モーリスの内側から猛然と追いかけます。開いたインサイドからは後方にいたアンビシャスがグイと浮上して来ました。力強く抜け出したモーリス。追うリアルスティールで勝負あり。3着争いは一旦、3番手に上がったアンビシャスでしたが、一番外から直線勝負に賭けたステファノスの切れ味が上回り3着に食い込みました。

006 007

直線で早々と捉まったエイシンヒカリは12着に失速。イラつきもありましたが、何か体調に問題があった印象です。また3番人気に推されたルージュバックは危惧した通り、中間、馬体重が減り、それを回復させようとスタッフが懸命に努力したものの中2週では戻り切れませんでした。毎日王冠を使わず真っ直ぐ天皇賞に直行したほうが良かったかも知れません。

008 そして私の◎リアルスティールは2着に敗れたものの優勝したモーリスに続いた内容はさすがでした。それというのも、装鞍所で暴れてパドック入りがギリギリ。ところが、パドックに入ると落ち着いて周回。本馬場でも落ち着きがあり問題なし。中2週を嫌って、毎日王冠をパスしましたが仕上がりも上々でした。

惜しかったのはアンビシャス。抜群の手応えで後方待機。直線はインからグイグイ伸びて来ましたが、最後はインが伸び辛い馬場コンディション。その差が出た印象です。

012 011 私の天皇賞予想は▲モーリス◎リアルスティール。△ステファノス○アンビシャス。秋のGIは4連勝となりました。

やったーGI3連勝!ありがとうRラインの強襲劇(^^)!!

006       002 004

ダービー2着のサトノダイヤモンドか、はたまた皐月賞馬ディーマジェスティか!今年のクラシック3冠目の「菊花賞」は、さながらマッチレースの様相化していました。

私は◎レインボーライン(9番人気)。〇サトノダイヤモンドを破るにはこの馬しかいない!とコラムでも書きましたが、札幌記念で豪者モーリス相手にクビ差まで肉薄。日本ダービーでもいきなりの2400mながら、厳しい位置取りからマカヒキ、サトノダイヤモンドと0秒7差。父に似てわりと小柄な馬格。血統、走法から長距離戦は問題なしと判断。鞍上に福永騎手を迎えて手に力が入る一戦でした。

007

主導権を取ったのはミライヘノツバサ。サトノエトワール(サトノダイヤモンドのラビットか)も懸命に積極策。2頭で引っ張り必然的にペースが上がります。神戸新聞杯でミスをしたエアスピネルの武豊騎手は、狙った通り好位置のインをガッチリ確保。

その後ろがウムブルフ。その背後にサトノダイヤモンド。そして、外からマウントロブソンがこれをマークする形。そこには内に3番人気に押し上げられたカフジプリンス、外はミッキーロケット。出が悪かったディーマジェスティも前を行くサトノダイヤモンドをマークする形で追走。外側にはレッドエルディスト。

008 009

そして我がレインボーラインは後方。前の馬を壁にして行きたがるのを我慢させているような感じです。最後方にはプロディガルサン、シュンガァルカン、イモータルが追走。

前半、1000mが59秒9、緩みのない流れでした。そして、例年のごとくここから13秒台にペースダウン。

3コーナーの2000mを通過すると、12秒台前半のラップにスピードアップ。そして4コーナーをまわると、逃げるミライヘノツバサを目がけて、内ラチからエアスピネルが一気に進出。そして外から早くもサトノダイヤモンド、それに馬体を外から併せようとするライバルのディーマジェスティ。また後方で待機していたレインボーラインも直線大外をまわり先行馬に詰め寄って来ました。

直線中程で一気に先頭に立ったサトノダイヤモンド。内にはしぶとく食い下がるエアスピネル。突き抜けたサトノダイヤモンドは明らかに完勝の横綱相撲!後続にあっという間に2馬身半差のワンサイド走でした。

ゴール前で力尽きたディーマジェスティの外からラストスパートに賭けたレインボーラインが猛然と強襲。2番手を死守しようとしていたエアシュピネルをゴール寸前でハナ差捉えて2着。

4着に2番人気のディーマジェスティ、5着がミッキーロケット。3番人気のカフジプリンスは内でモマれて8着に後退。なにかモマれ弱さを露呈した印象です。

010012

013

私の予想は〇◎△の印で、馬連が3510円。3連複が1万7550円。3連単は6万9380円。なかなかの配当をゲットしました。

これでスプリンターズSに続き、秋華賞、そして今回の菊花賞と、ありがたいことに、私の予想は3連勝。秋は競馬の季節とばかりにノッテいます。応援して頂いている多くの競馬ファンの皆様、応援ありがとうございました。